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【第一幕】無限の住人-IMMORTAL-【感想】

本作品は成人視聴者を対象としており、
一部過激な言語表現、暴力、性描写が含まれます。
予めご了承の上ご視聴ください。
=良い子は見ないでね♡


ということで、今回は「無限の住人-IMMORTAL-」第一幕の感想を。


一番上にも記載しましたが、グロテスクでエロティックな表現が含まれる作品ですので、それを踏まえた上でご視聴くださいね(^^♪



作品情報

 ■イントロダクション

武士というものがまだ存在していた江戸の世——。
百人斬りと呼ばれた【不死身】の男がいた。
その男の名は「万次」。
万次は、父母を殺され復讐を誓う少女「凜」と出会う。
凜は万次に、復讐の旅の用心棒になってくれないかと言う。
初めは断る万次だが、凜に亡くした妹の面影を見た。
一人では危うい凜の姿に、仕方なく手を貸すことに決める。
しかし凜の仇は、剣の道を極めんとする集団——逸刀流。
それは、不死身の万次すら追いつめる凄絶な死闘の始まりを
意味していた。

無限の住人 公式HPより引用


■放送日時
TOKYO MX 毎週火曜25:35~
MBS 毎週火曜27:30~
※2019年10月からAmazon Prime Videoで放送されたものです。


■オープニング曲
「SURVIVE OF VISION
歌:清春



第一幕あらすじ

逸刀流に父を殺され母を凌辱された娘・凛。
彼女は復讐を誓い、「百人斬り」の異名をもつ万次に用心棒を依頼する。
万次と凜は逸刀流の一人・黒衣鯖人と対峙するが苦戦を強いられる。
万次は片脚を切り落とされ、凜も力及ばす絶体絶命。
しかしギリギリの所で万次が鯖人を刺し殺し、事なきを得たのであった。
戦いの後、万次は切り落とされた脚を元通りにくっつけ、脚を切られた痕さえ残っていない。

 


感想

とにかく暗~~~~~いアニメ。
人がたくさん殺され、幸せという概念の無い世界というイメージ。


冒頭と終盤の水車の音はこれから起こる凄惨な出来事を暗示しているようでした。
作品全体としては、BGMを最小限に抑えることで不気味さや悲しさを表現しているように思います。


そして切られた脚や流血も生々しく、見る人によっては気持ち悪くなるかも。




凜の父親はなぜ殺されてしまったのか、まだ明かされておりません。


父親が殺された理由によっては、凜がやろうとしている復讐は悪なのではないかとも思います。
父親が逸刀流に対して悪事を働いた結果殺されたのなら、復讐をすること自体悪になってしまうかもしれません。


「誰が膳で誰が悪か」

主観的に見れば善であるが、客観的に見れば悪であることもあります。
物事は見る角度によって善悪は変わってくるものですからね。


善人気取りで被害者面した連中という表現もありましたが、父親を殺された凜が復讐をすることが善なのか悪なのかはこの段階では判断しかねますね。


そして凜の依頼を引き受けた万次ですが、自身の妹を斬り合いに巻き込み、殺してしまったという過去があります。この過去の出来事も何があったのか明らかにされておらず、この物語の中での重要な要因であるのかなと思います。


万次の体には血仙蟲という虫が埋め込まれており、不死身の体となっております。万次は「死ねない」と表現している通り、死ぬことが出来ないことを不幸なことだと考えているようです。


どれだけ悲しく、どれだけ不条理なことがあっても死ぬことが許されない。
それはとても苦しいことなのかもしれません。


万次の過去、そして凜の父親が犯した罪(?)が何なのか、善と悪の境目とは何なのか、謎が明らかになっていくことでどのように見えてくるのか楽しみです。


次回第二幕「開闢」乞うご期待!

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